司法場面における認知面接法とは

公認心理師

2021年公認心理師試験問題

問題057
 司法場面における認知面接で、面接者が被面接者に対して求めることとして、適切なもの二つ選べ

1 文脈の心的再現

2 視点を変えての想起

3 毎回同じ順序での想起

4 確信が持てる内容を選んで話すこと

5 話す内容に矛盾があれば その都度説明すること

福がカエル


答え 1と2

認知面接法の特徴は、自由報告を促すためにいくつかの技法を用いる事と言われています。

文脈の心的再現(reinstate the context)イメージさせながら当時のことを語ってもらう。

悉皆報告(report everything)思い浮かんだことはすべて報告するようにしてもらい、勇気づけながら語ってもらう。

異なる順序での想起(recall the events in different order)出来事を逆の順序やばらばらの順序で語ってもらう。

異なる視点での想起(change perspective)犯人や他の目撃者から見たらどう見えたかなどを語ってもらう。の目から見たらその事件がどのように見えたか、あるいは別の位置から事件がどのように見えたかなど、状況が異なった視点から描写させる技法。

毎日コツコツなりたい自分に一歩前進!

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