認知症に対する作業療法について

作業療法士国家試験

第58回作業療法士国家試験問題 (令和5年2月19日午後)

問題19  60 歳の男性。Alzheimer 型認知症。若いころから日曜大工が趣味で、本棚や花壇などを作っていた。 1 年前から食事をしたことを忘れるようになった。最近、置き忘れた財布を「盗まれた」などと言い、家庭内でのトラブルが多くなり精神科を受診して入院となった。作業療法導入時、「ここは学校ですか。私は仕事がありますので帰ります」と言い、作業療法室内を歩き回り、他の患者に対する怒声や暴言が観察された。この時期の作業療法士の対応で優先すべきなのはどれか。

1. 患者の言動を厳しく叱責する。
2. 職業リハビリテーションを導入する。
3. 場の雰囲気に馴れるように援助する。
4. 本棚作りなどの木工作業を導入する。
5. 記憶力の改善を目的とした活動を導入する。

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答え 3

なりたい自分にコツコツ前進!!!

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