外来作業療法での関りとは

作業療法士国家試験

第56回作業療法士国家試験問題(2021年2月21日実施 午前)

問題18
 45 歳の女性。20 歳前後から、心理的負荷がかかるとリストカットを行うようになり縫合を必要とすることが多かった。また、自分の思い通りにいかないと易怒的となり、周囲に暴言を吐くこともあった。25 歳時に精神科を初めて受診し、以後、過量服薬時に数回の入院歴があるが、現在は調理の仕事に就いて3年目となる。最近、職場の人間関係で正論を吐きすぎて孤立し、結果として焦燥感が強まり、主治医の勧めで仕事のシフトのない平日の日中に外来作業療法を開始することになった。
 この時点での作業療法士の関わりとして最も適切なのはどれか。

1. 転職を勧める。
2. 主治医に入院処遇を依頼する。
3. チームでの統一した対応をこころがける。
4. 行動化に対しては心的距離を縮めて対応する。
5. 本人の希望に応じて日々臨機応変に対応する。

絶対いつかは合格する猫

答え 3 

 味方になりすぎてしまうと孤立を助長してしまうかもしれませんね。

なりたい自分にコツコツ前進!

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