ワーキング・メモリを測定する検査とは

作業療法士国家試験

第56回作業療法士国家試験問題(2021年2月21日実施 午前)

問題40
 ワーキング・メモリを測定する検査が含まれているのはどれか。

1. BACS(The Brief Assessment of Cognition in Schizophrenia)
2. LASMI(Life Assessment Scale for the Mentally Ill)
3. SCSQ(Social Cognition Screening Questionnaire)
4. SMSF(Inventory Scale for Mood and Sense of Fatigue)
5. WHO-DAS 2.0(WHO disability assessment schedule 2.0)

答え 1

BACS(The Brief Assessment of Cognition in Schizophrenia)とは、統合失調症認知機能簡易評価尺度と日本語では言われています。統合失調症患者の認知機能を、簡便に評価する尺度として作成されました。

LASMI(Life Assessment Scale for the Mentally Ill)は精神障害のある人の生活障害を包括的に捉えることを目的として開発された尺度と言われています。

Screening Questionnaire (SCSQ)は米国の Roberts らが開発した社会認知の多面的な評価尺度と言われています。

SMSFは気分と疲労のチェックリスト。

WHO-DAS2.0(WHO Disability Assessment Schedule2.0)は、障害の評価を行うためにICFコードを用いた計測ツールとは異なる視点から開発されたと言われています。

なおワーキングメモリとは認知心理学において、情報を一時的に保ちながら操作するための構造や過程を指す構成概念でと言われています。

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