2021年公認心理師試験問題
問題018
心理療法における「負の相補性」の説明として最も適切なものを一つ選べ
1 セラピストとクライエントがお互いに過去の誰かに関する感情を相手に向けること
2 セラピストの働きかけに対してクライエントがその方針に無意識的に逆らおうとすること
3 セラピストがことばで肯定的なことを言いながら態度が否定的な時、クライエントが混乱すること
4 セラピストが問題の言語化を試み続ける中でクライエントが行動によって問題を表現しようとすること
5 クライエントが敵意を含んだ攻撃的な発言をしてくるのに対して 、セラピストが同じ敵意を含んだ発言で
答え 5
「負の相補性」(ふのそうほせい)とは、敵意や支配といった否定的な部分をクライエントとセラピストが相互に探してしまうこととされます。 お互いが同じように否定的な行動を形成すること言われてます。相補性とは、二つの量が同時に測定できない関係にある現象を互いに相補的であるといい、このような性質をいいます。
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