DSM-5のストレス関連症候群の分類とは

公認心理師

2021年公認心理師試験問題

問題014
 DSM-5の心的外傷およびストレス関連症候群に分類される障害として正しいものを一つ選べ

1 適応障害
2 ためこみ症
3 病気不安症
4 強迫症/強迫性障害
5 分離不安症 / 分離不安障害

福がカエル


答え 1

適応障害とは、日常生活の中で、何かのストレスが原因となって心身のバランスが崩れて社会生活に支障が生じたもで、原因が明確でそれに対して過剰な反応が起こった状態をいいます。

ためこみ症では、持ち物を捨てたり、手放したりすることがどうしてもできなくなる結果、物がたまっていき、住んでいる場所が散らかって用をなさなくなります。

病気不安症は、重い病気にかかっている、もしかしたらかかりつつあるという、とらわれと恐怖です。

強迫症とは、とても強い不安感や不快感(強迫観念)をもち、それを打ち消すための行為(強迫行為)を繰り返すことをいいます。

分離不安症は、愛着対象(通常は母親)からの分離に対して発達段階に不相応で、持続的かつ強烈な恐怖を覚える状態といわれています。

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