精神的な症状を表す言葉とは

作業療法士国家試験

第56回作業療法士国家試験問題(2021年2月21日実施 午前)

問題15
 17 歳の男子。子供の頃から内向的な性格だが、乳幼児健診等で異常を指摘されたことはない。高校1年時から周囲の物音に敏感となり、「学校で同級生に嫌がらせをされる」と不登校になった。自宅では「向かいの家の住人が自分の行動に合わせて悪口を言う」、家族と外出した街中では「自分の考えたことが知れわたっている」と言うようになり、精神科を受診し、通院治療で状態がある程度改善した後に外来作業療法が導入された。
 この患者でみられやすい症状はどれか。

1. 意識変容
2. 観念奔逸
3. 強迫観念
4. 思考制止
5. 連合弛緩

絶対いつかは合格する猫

答え 5 

連合弛緩とは、ある考えと別の考えとの関連がわからなくなり、筋道を立てて考えることができなくなる状態と言われています。 

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