厚生省筋萎縮症研究班の機能障害度分類とは

作業療法士国家試験

第56回作業療法士国家試験問題(2021年2月21日実施 午前)

問題4
 7歳の男児。Duchenne 型筋ジストロフィーの患者で、下肢筋力が低下し、椅子からの立上がり、階段昇降ができない。手すりを利用し、5m ほど歩行可能である。
 厚生省筋萎縮症研究班の機能障害度分類のステージはどれか。

1. ステージⅡ
2. ステージⅢ
3. ステージⅣ
4. ステージⅤ
5. ステージⅥ

絶対いつかは合格する猫

答え 3

ステージⅠ:①歩行可能②階段昇降可能(手すりなし) a手の介助なし b手の膝押え
ステージⅡ:①階段昇降は可能(手すり) a片手手すり b片手手すり+膝に手 c両手手すり
ステージⅢ:①通常の椅子からの起立可能
ステージⅣ:①歩行はなんとか可能 a独歩で5m以上  b支持して歩行可能(歩行器・手すり・手引き) ②椅子からの起立不可能
ステージⅤ:①独立歩行不可能②四つ這い移動可能
ステージⅥ:①歩行不可能②四つ這い移動不可能③ずり這い可能④車椅子上ADLで手指動作(食事・書字)以外は要介助
ステージⅦ:①ずり這い不可能②(自力)座位保持は可能③種子動作(食事・書字)以外はADL全介助
ステージⅧ:①いざり動作不可能②短座位保持不可能③常時寝たきり状態④ADL全介助

なりたい自分にコツコツ前進!

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