神経心理学的アセスメントとは

公認心理師

2021年公認心理師試験問題

問題016
 脳損傷者に対する神経心理学的アセスメントで使用される検査の説明として最も適切なものを一つ選べ

1 HDS- Rの成績が低下している場合脳障害が疑われる
2 RBMTは手続き記憶の障害を検討するために用いられる
3 SLTAには非言語性の認知検査も含まれる
4 WAIS Ⅳの数唱の成績は注意障害の程度を知る助けになる
5 WCST は失認症を評価する検査である

福がカエル


答え 4

HDSRとは 9項目の設問で構成された簡易知能評価スケールです。

RBMT(リバーミード行動記憶検査)は、国の支援事業でも使用されており、国際的にも評価の高い、記憶のリハビリテーションのための判定・診断検査です。

SLTAは日本における失語症の代表的な検査です。26項目の下位検査での構成で、「聴く」「話す」「読む」「書く」「計算」について評価します。

WAIS-IV知能検査は、ウェクスラー成人知能検査WAISの最新日本版です。
16歳0カ月〜90歳11カ月の青年および成人の知能を測定するための個別式の包括的な臨床検査です。

WCST(ウィスコンシン・カード・ソーティング・テスト)は、主に抽象的な思考を判定する手段として使用されてきて、神経精神の分析の手段としてこのテストを使用します。

コメント

タイトルとURLをコピーしました