いろいろな根拠となるモデルとは

作業療法士国家試験

第56回作業療法士国家試験問題(2021年2月21日実施 午前)

問題20
 45 歳の男性。統合失調症。25 年間の入院の後、退院してグループホームに入居することになった。作業療法士は患者の強みとしての性格、才能、希望、環境について、日常生活、経済的事項、仕事などの項目に分けて本人と一緒に確認の上文章化し、患者の言葉を用いて退院後の目標を立てた。
 本アセスメントの根拠となるモデルはどれか。

1. ICF モデル
2. 作業適応モデル
3. 人間作業モデル
4. ストレングスモデル
5. CMOP〈Canadian Model of Occupational Performance〉

絶対いつかは合格する猫

答え 4 

ストレングスモデルを提唱した、カンザス大学のチャールズ・ラップ教授は、ストレングスモデルの6原則を説明しておられます。

①障害者は回復し、生活を改善して質を高めることができる
②焦点は病理でなく個人の強みである
③地域は資源のオアシスとして捉える
④利用者は支援プロセスの監督者である
⑤相談援助者と利用者の関係が根本であり本質である
⑥相談援助者の仕事の場所は地域である

なりたい自分にコツコツ前進!

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